簡易アプリ設定ツール AiBuilder アイビルダ
主な利用シーン
- POS・入出庫検品
- 入出荷管理・
ピッキング・工程管理 - 来場者管理・受付管理
- 会員管理・レンタル管理
- バーコードチェック・
ポカヨケ - 棚卸・在庫管理
導入おすすめ業種
- 小売業
- 物流業
- 流通業
- 製造業
- サービス業
AiBuilderとは
AiBuilderは、BW-220/BW-230本体へインストールするユーザアプリケーションとWindows OSコンピュータ上で動作するメニューアプリケーション作成ソフトの2つを示します。
BW-220/BW-230本体へインストールするAiBuilderは、BW-220/BW-230本体のOS上で動作するカスタマイズアプリケーションの1つとお考えください。
Windows OS上で動作するAiBuilderは、メニュー画面の作成に合わせてデータ加工・抽出・照合およびファイル関連の動作を決めたメニューファイルを作成します。このメニューファイルをBW-220本体へ転送することで簡易アプリケーションとして動作します。
BW-220/BW-230本体のOSは、スキャナ、メモリ、テンキー、液晶画面、ブザー、バイブレーション、通信関連を制御しています。メニューファイルは、AiBuilder経由でOSに指示を出して入力操作を行います。
一方、SDKを利用してカスタマイズアプリケーションとして作成したファイルは、BW-220/BW-230本体OS上で直接動作します。
AiBuilderの基本機能をご説明いたします。
下図の機能項目のリストに表示された内容がメインメニューに表示されます。
1.データ収集機能
2.照合機能
A.マスターデータファイルを活用する方法
単純に存在するデータか否か、存在するデータについて消し込みを行う機能を持たせる2通りが考えられます。前者の場合には、機能リストから「マスタデータとの照合」を選択します。後者の場合には、機能リストから「消し込み」を選択します。
B.スキャン/テンキー入力データを活用する方法
照合する前にスキャンまたはテンキーにて入力されたデータと比較を行う方法です。事前に入力して項目番号を指定してデータの比較を行います。
データ照合には、完全一致と部分一致の2通りが存在します。完全一致は上部の図ように入力したデータの開始位置と桁数をそれぞれ「1」にして比較するデータの開始位置を「1」に設定することで対応いたします。一方の部分一致では、入力したデータの開始位置と桁数および比較するデータの開始位置の値をそれぞれ指定することで対応します。ただし、入力したデータの桁数と比較するデータの開始位置の値でデータが不足することのない値に設定する必要があります。
1対N照合を行う場合には、標準機能の照合を選択して「コード1」を編集します。
上記図の入力名称設定の区分リストから「共通」を選択します。共通を選択すると繰り返し作業で同じ値を使用する場合に選択します。
マスタデータとなるコード1を共通に設定することで容易に「1対1」から「1対N」の照合に変更できます。
3.ファイル機能
ファイル転送
簡易アプリ設定ツールAiBuilderで作成したメニュー設定ファイルやマスタデータファイルやカスタムアプリケーションファイルなどをBW-220/BW-230へダウンロードするためには、別途有償のファイル転送ソフトAiSyncが必要となります。
※AiBuilder自身には、BW-220/BW-230へメニュー設定を転送する機能はありません。